レスリングの試合着

世界レスリング協会(連合)が試合着の変更について審議を始め、グレコローマンスタイルは上半身裸、女子はビキニのセパレート案まで浮上したらしい。

吉田沙保里選手は、「もしそうなったらレスリングをやめます」と言っているとのこと。

実は私、今から40年ほど前の高校時代、部活動でレスリングをかじっていました。

入部してから普段の練習は、マットの上での練習中心で、下はバミューダパンツ、上はTシャツのようなものです。

試合であのレオタードのような試合着をはじめて素肌の上に着ましたが、人前に出るのは、試合の緊張感のほかにかなり気恥ずかしかった思い出があります。

男でもそういう気持ちにもなるのに、ましてや女子に上半身ビキニなんていう案が出るとは考えられません。

ひょっとしたら、協会は見世物人気を目指したわけでなく、グレコローマンスタイルは、下半身タックルがなく上半身投げ技だけの勝負だから着衣はない方がよいとか、そんな意見が出たのか、そのあたりを説明すべきでしょう。

真の人気を目指して欲しいと願います。